川前2遺跡第2次(9月第2週)
中央に見える掘立柱建物が建つ前にあった竪穴建物跡(手前と奥)です。いずれも奈良〜平安時代のものですが、小ぶりでカマドもありません。


上の写真の土器出土状況(手前の住居)を拡大したところです。須恵器壷と土師器甕の破片が、この住居の覆土内に流れ込んだ様子がよくわかります。



古墳時代竪穴住居跡の地床炉わきで見つかった土師器です。土圧で潰れてはいますがほぼ完全に残っているようです。右側と奥に見える黒っぽい部分が地床炉です。

先々週からお伝えしている竪穴住居のカマドです。土器が出土している様子を1/10の縮尺で実測図にしていきます。根気の要る細かい作業です。

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