大在家遺跡(10月2週)
またもや台風です。22号が週末にやってきました。特に被害はないのですが、通常でも地下水位が高いこの遺跡の毎朝の排水作業が、さらに時間がかかります。
今週は、1区の空中撮影と5区拡張部分の遺構検出が終りました。

5区の北端部分の深さ1m80cmのところに遺構があり、遺物が見つかったため、北の方に拡張することになりました。拡張部分の表土を重機で除去しています。

5区拡張部分の遺構検出状況。青いホースから手前が、山形県埋蔵文化財センターによる調査で、そこから奥は高畠町教育委員会による調査です。

1区北半分完掘写真撮影のための遺構のクリーニング状況。

1区南半分にある土坑から漆器が出土しました。家紋らしき文様があります。

1区南半分にある木枠で囲まれた性格不明の
遺構に桶が埋められていました。中からは陶
器、灰掻きなどの遺物が出土しました。

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