大在家遺跡(10月4週)
6月7日(月)から始まった大在家遺跡の発掘調査も、10月22日(金)に、大きな事故もなく無事終了いたしました。地元の商店街や住民の方々には、長期間にわたってご不便をおかけしましたが、ご理解とご協力を頂きました。
また、県や町の関係機関、各業者さんにも大変お世話になりました。夏の暑い中、時には雨の中、一生懸命働いていただいた現場作業員の方々があったからこそ、調査をなんとか終了することができました。御礼を申し上げるとともに深く感謝いたします。
 5区拡張部分の川跡北西の隅から、須
恵器がバラバラになって出土しました。大
在家遺跡の今回の調査では一番の多さ
です。10/18


 ジョレンをかけて、川跡の面整理をして
いる様子。10/18

 川跡の東壁際から、須恵器が出土しまし
た。この層が、遺物が出土した一番深いと
ころで、地表から約2mです。10/19

 5区拡張部分川跡全景。右が東で正面
は北壁です。北壁のすぐ近く北には、現在
の農業用水路があり、東から西へ流れて
います。10/19

 21日午後から、雨の中、遺物の荷造り
や発掘現場撤収準備をしました。10/21

前の週へ 調査速報トップへ