大在家遺跡(8月4週)
8月23日(月)午後と24日(火)は雨のため、全体での作業が中止になりました。
水曜日からは、気温が下がり、真夏の炎天下から解放されました。主に5区の北半分下層について調査を行いました。
また、高畠町教育委員会で行っている発掘調査区との境界にあったベルト部分にも調査が広げられました。

5区北半分の水路跡について中央にトレンチを入れ、断面を記録しました。

上の断面写真。

断面に基づいて、5区北半分の表土を慎重
に除去し、水路と土坑の跡を検出しました。

上を掘り下げた状況。水路跡からは陶磁器
の破片と漆器が数点出土しました。

高畠町教育委員会の発掘現場境界のベル
ト下からも柱穴跡が検出され、礎石が確認さ
れました。

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