梅野木前1遺跡 (11月第1週)
畑跡と水田跡の間に土器の棄て場があったと思われます。くぼ地状に落ち込んでいるところに土器がたくさんすてられていました。

水田跡の調査は洪水で埋まった砂を除去する作業を実施しています。たくさんの足跡が確認できます。


外周溝をもつ住居跡の床面完掘状況です。コの字に床面が一段高くなるベッド状遺構が確認できます。

11月7日に調査説明会が現地で開催されました。約130名もの参加者が集い、にぎわいました。
山形大学の阿子島教授より本遺跡の地形について説明していただきました。遺跡中央に流れる河川跡は、何と、馬見ヶ崎川のかつての本流だったそうです。

今週のこの1枚

タイトル 「望郷」

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