財団法人山形県埋蔵文化財センター
上敷免(じょうしきめん)遺跡

9月第1週
 台風の接近で週初めから3日間の現場閉鎖でした。調査も佳境に入り、記録作業に追われています。
 竪穴住居跡(ST643)の精査作業です。本遺跡では最小の規模のものです。カマドもしっかりと東壁の北寄りにつくられています。

 竪穴住居跡(ST46)です。カマドは東壁の北側につくられています。これから完掘状況の撮影を行ないます。

 竪穴住居跡(ST39)のカマドです。東壁につくられています。炉床部中央には煮炊きの甕を支える支脚の石があります。

 楕円形の土抗が検出されています。炭で覆われている面の状況を記録しているところです。続きは次回にお知らせいたします。

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