庚壇(かのえだん)遺跡

10月第1週
 今週から川跡を掘り始めました。幅3〜5m、深さは深いところでは1m位あり、大粒の砂や円礫が詰まっています。この川跡からも平安時代の土器が出土しています。

 川跡と同時期の溝跡とが交わる部分から、円面硯の破片が見つかりました。先週は墨書土器が何点か出土しましたが、墨をするには硯が必要です。

 川跡のすぐ東隣に竪穴住居跡が1棟あります。上部は果樹園耕作のため削平され、遺存状態はあまりよくありません。

 住居跡内の炭化物層から須恵器の坏(底部糸切り)が出土しました。川跡の遺物よりもやや時期の新しいものです。

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