財団法人山形県埋蔵文化財センター
中落合(なかおちあい)遺跡
7月第5週
今週も降雨のために水没した状況から調査が始まりました。

A区の状態の良い場所から遺構の検出作業と杭打ち作業を行っています。

A区の中央、東端に2×2間の建物跡が見つかりました。他に柱穴や溝跡なども検出されています。

雨で遅れていた、A区の北端で見つかった馬蹄形の溝跡の検出に、ようやく着手できました。

馬蹄形の溝跡は、外周長約7〜8mを測る方形周溝墓でした。一部攪乱を受け、遺存状態はあまり良くありません。

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