財団法人山形県埋蔵文化財センター
上野(わの)遺跡 

10月第3週
6区北側調査状況

 北側は、ほぼ遺構の掘り下げを終了し、記録作業を行っているところです。手前の溝は、石臼が出土しました。中世の溝跡になるようです。

6区南側の表土除去

 道路部分の南側の表土を除去を開始しました。ここは、1区のすぐ西側の地点になり、数多くの中近世の柱穴が検出されることが予測されます。

6区南側調査状況

 面整理を終了し、遺構の精査にかかりました。予想通り、柱穴が密集して検出されます。

柱穴の礎板

 柱穴には、柱穴の底に板材を敷くものが認められます。以前調査した1区でも、同様な礎板を据える建物跡が確認されています。

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