財団法人山形県埋蔵文化財センター
上野(わの)遺跡 7月第4週
2区で確認された掘立柱建物跡

柱穴の検討を行い、4棟の掘立柱建物跡を確認しました。ロープを張った場所がそれぞれの建物の範囲になります。

1区SB20柱穴内の礎板

1区のSB20掘立柱建物跡の柱穴に据えられていた礎板です。大きさは、15×20cm程度で、2ヶ所に認められることから、柱の建て替えがあったと考えられます。

EU218土器埋設遺構

平安時代の土師器の甕を2個体埋納した遺構です。お墓としての合せ口甕棺と考えられます。

4区溝跡の調査状況

説明会に向けて、遺構の清掃を開始しました。

調査説明会の様子

7月23日に、遺跡の成果を公開する調査説
明会を開催しました。60数名の方の参加を
いただきました。地域の歴史に新たな1ペー
ジを加えました。

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