財団法人山形県埋蔵文化財センター
木の下館跡(きのしただてあと) 第2次

10月第2週
 今週から、バックホーによる表土除去が始まりました。重機が動くにはちょっと狭い山中の調査区、慎重に作業は進みます。

 表土を剥いだあとに残る細い木の根などは、手作業で丁寧に取り除きます。

 大きな切り株は、バックホーで強引に引き抜くことはできません(周辺の調査面が荒れてしまうため)。表土を除去したあとに地上に残った部分を、チェーンソーで一株ずつ切っていきます。

 頂部曲輪の地山の上に、土の色の違うところが見つかりました。遺構なのかどうか、今後調査をしていくことになります。

 調査区から見た10月13日の夕日です。今週は好天に恵まれました。

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