東畑A遺跡 (6月第3週)

右から左に大きくカーブしているのが平安時代以降の河川跡です。それに切られているのが奈良・平安時代の溝跡です。須恵器小片が少量出土しています。

泥炭層を掘り下げているところです。

河川の河床部までは確認面から210cmほで到達します。砂層の間に灰白粘土層が堆積しています。全部で11層にもなりました。

グライ化した泥炭層が褐色シルト層を切って堆積しています。上層から須恵器が出土しています。

戦後間もないころまで、鯉などの淡水魚を用水路の脇で飼って秋口に食べたそうです。これはその時に使った水槽です。

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