中山城跡第2次発掘調査説明会
中山城跡第2次調査の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年10月27日(金) 午後2時~3時
場所 上山市中山 中山城跡遺跡発掘事務所 地図
成果
戦国時代に築城されたとされる中山城は、村山地方と置賜地方の境界にあり、江戸時代には上杉氏の北の防衛拠点であった山城です。
天守山と前森山の間の急傾斜な狭い場所に上杉家家臣の武家屋敷跡(家中屋敷)と段差のある曲輪跡があります。ここからは、昔の道路、井戸、建物の柱穴や、墓などか見つかり、擂鉢、碗、鉢、皿、徳利などの近世陶磁器、古銭、石臼、砥石などが出土しています。また、漆をこすために用いられた布が出土し、家中屋敷で行なわれていた漆塗りを裏付けます。
また、伊達氏と深い関わりのある内耳鍋も出土しました。
遺跡の南側の一部が今年度から調査範囲に追加され、炉、柱穴、縄文土器、石器、古代の土師器、須恵器等が出土しました。
問い合わせ
現場携帯 080-1680-4066
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301