百刈田遺跡第4次(1月22日~1月26日)
下層面の完掘状況です。この面からは縄文時代の土器片が出土しました。砂礫層からの出土ということがあり、ほとんどの物が磨り減っていました。
関係者向けに現場説明会を行い、現場の状況をみてもらいました。
木の種類などを調べるために流木のサンプルを採取しました。
1月26日をもって、二ヶ月間に及ぶ発掘調査が終わりました。
調査も終盤を向かえ、土層記録用に残したベルトの除去をし、土器がまとまって出土した区域は再度拡張をおこないました。
拡張した範囲での土器出土状況の一部です。破片が折り重なるように 密集しています。
掘りあげた遺構の形や深さを計測する遺構測量を、外部に委託して実施しました。
石畑遺跡の調査説明会を開催します。
ぜひご参加下さい。
日時 平成18年8月4日 午後2時~
場所 石畑遺跡発掘現場(南陽市金山川西字石畑3519番地ほか) 地図
成果
縄文時代中期から後期・晩期に関わる土器や石器が各種の遺構から出土しているほか、奈良・平安時代の住居跡の一部を検出しています。
問い合わせ
現場携帯 090-1939-4341
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
調査区の南側(B区)の面整理が終了し、全景写真を写しました。まずまずの天気で、遠くの景色までのぞむことができました。
いよいよB区の遺構精査の開始です。B区は後世の攪乱(かくらん)も多いのですが、遺物も少なからず出土します。今後の成果が期待できます。
水曜日(6月7日)、大雨直後の調査区の様子です。午後には小降りになりましたが、大雨によって一部冠水してしまいました。そのため、排水作業を行いました。
重機で表土をはいだ後、人力で土を削って遺構を探します。
土の色の違う部分が遺構です。柱の跡や、長辺が1m程度の長方形の遺構が多く見つかっています。
ここでは柱の跡や、畑の痕跡のような溝が見つかりました。
鍬入れ式
矢馳A遺跡・行司面遺跡・木の下館跡の三遺跡合同で、発掘調査の安全と成果を願って鍬入れ式を行いました。
遺構検出面確認
表土から遺構検出面までの深さを確認するため、調査区の外周を線掘りをします。
表土掘削
遺構検出面まで、重機を使って表土を剥ぎ取ります。
調査区遠景
伐採が終わり、来週から調査をはじめていきます。
調査区の環境整備(階段作り)
傾斜が急なため、階段を作り安全の確保をおこなっています。
行司免遺跡は昨年に引き続いての調査です。調査の開始にあたり、無事に発掘を終えられるよう鍬入れ式を矢馳遺跡、木の下館跡の調査メンバーとともに行いました。
鶴岡市の今冬は、大雪にみまわれました。現場は雪解け水のために、このままでは調査が出来ません。写真は排水用の溝を掘っているところです。本格的な調査を行う前に環境整備が重要となってきます。
私達の休憩所であり器材庫でもあるプレハブの整備をおこないました。庇をつけて器材を置ける場所を作ったりと、作業員さん達の協力によって、プレハブは使い勝手が良くなっていきます。