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2006年11月28日

加藤屋敷遺跡(11月20日~11月24日)


E区の川跡を拡張して掘り下げました。調査が大詰めのため、雨の日でも作業を行いました。


D区とE区の全景写真です。今年度の加藤屋敷遺跡の現地調査は、24日(金)をもって無事終了しました。

2006年11月22日

加藤屋敷遺跡(11月13日~11月17日)


E区の川跡の全景です。だいぶ蛇行しているようで、南西側(写真手前)も掘り下げていくことになりました。


川跡から出土した曲物です。


C区の真ん中付近で土器片の下を掘ったところ、合せ口甕棺が出土しました。

2006年11月14日

加藤屋敷遺跡(11月6日~11月10日)


先週に引き続き、E区の川跡を掘り下げています。川の幅は4m~7mあります。


川跡からは、完全な形の土師器・須恵器が、さらに数点出土しました。中には、文字の書かれた土器も含まれています。


川跡から出土した、曲物(まげもの)の底の部分と思われる丸い板です。このような木製品もたくさん出土しています。

2006年11月08日

加藤屋敷遺跡(10月30日~11月2日)


空撮のために、各調査区を丁寧に掃除しました。


11月1日に空撮を行いました。天気にも恵まれました。翌日、A~Cの各調査区の写真を撮影しました。

2006年11月02日

加藤屋敷遺跡(10月23日~10月27日)


E区の河川跡のトレンチです。以前墨書土器が出土した周囲を少し掘り下げたところ、たくさんの土師器片・須恵器片・木製品などが出土しました。さらに、遺物が増えることを期待しています。


10月27日(金)に調査説明会を行いました。朝方に雨が降り、足元の悪いなかにもかかわらず、参加していただいた皆様ありがとうございました。


説明会で展示した遺物の一部です。

2006年10月25日

加藤屋敷遺跡(10月16日~10月20日)


B区の溝跡(SD4)を精査したところ、方形周溝状の遺構であることがわかりました。何のためにつくられたものか、さらに調査を進めていきます。


E区の河川跡にトレンチを設定し、掘り下げ始めました。平安時代のものと思われる須恵器片など、遺物が多く出土しています。


今週は秋晴れに恵まれた日が多かったのですが、朝晩、大分寒くなってきました。周囲の山々も徐々に色づき始めています。

2006年10月17日

加藤屋敷遺跡(10月10日~10月13日)


D区の竪穴住居跡(ST20)の検出状況です。南西側(写真右下)で大きな須恵器片が密集して出土しています。隣接して、北東側(写真左上)には土坑と思われる遺構(SK19)もあります。


C区の竪穴住居跡(ST13)カマド付近の写真です。これまで検出した加藤屋敷の住居跡は、土師器片や須恵器片などの出土遺物から、すべて奈良・平安時代のものと考えられます。


katouyasiki_1010_3.jpg.jpg
B区の溝跡(SD2)です。図面や写真等の記録作業が終わったため、残しておいた土(ベルト)を掘り下げていきます。

2006年10月11日

加藤屋敷遺跡(10月2日~10月6日)


D区で新たに検出された住居跡です。D区内では3つの住居跡が見つかっています。南側(写真右)と西側(写真下)の方に、柱跡が並んでいます。


C区で検出された住居跡の一部と思われる遺構です。ここでは、須恵器片がまとまって出土しました。遺構の残り部分は、隣にある用水路の下に続いているようです。


現在D区では主に、遺物が含まれている層をどんどん掘り下げています。砂層で水分が多く、作業員さんも大変です。

2006年10月03日

加藤屋敷遺跡(9月25日~9月29日)


D区の住居跡(ST5)のカマドと思われます。土が焼け、赤茶色になっている部分を丁寧に掘っていきます。


調査も後半に入り、遺構精査と図面記録の作業が忙しくなってきました。これは、C区の住居跡(ST13)を掘り下げているところです。


遺構を図面に記録し、特徴を細かく書いていきます。

2006年09月28日

加藤屋敷遺跡(9月19日~9月22日)


C区のSX16から木簡が出土しました。文字は確認できていませんが、荷札等に用いられたものと考えられます。


以前ご紹介した、D区の東側角の地区を精査したところ、住居跡(ST5)であることがわかりました。床の部分には、粘土が貼ってあるようです。


先ほどの住居跡(ST5)のすぐ隣からも、土器の大きな破片が出土しています。

2006年09月25日

加藤屋敷遺跡(9月11日~9月15日)


C区北側で住居跡が確認されました。同じC区内ですが、先週お伝えした住居跡とは、大分離れています。写真中央の黒い長方形の土の部分です。


また、C区では鉄製品も出土しました。今のところ、これ以外に鉄製品は出土していません。何に使われたものか、いつごろのものか興味深いです。


今週は作業中、雨に降られることが多く大変でした。来週は秋晴れを期待したいです。

2006年09月14日

加藤屋敷遺跡(9月4日~9月8日)


今週は調査区の真ん中にあたる、C区とD区の遺構を主に掘り下げました。


D区の東側角の地区から、土器の破片がまとまって出土しました。大形の破片も含まれおり、どういう場所だったのか、さらに調査を進めていきます。


C区では竪穴住居跡が確認されました。奈良時代~平安時代のものと考えられます。遺物のほかに、焼けた土の跡も見つかりました。今後が楽しみです。

2006年09月05日

加藤屋敷遺跡(8月28日~9月1日)


先週お伝えしたA区の井戸跡です。周りに少し石がありますが、素掘りの井戸のようです。


B区の溝跡も先週に引き続き、掘り下げました。深さは、80cmくらいあります。


C区の遺構検出作業の様子です。

2006年09月01日

加藤屋敷遺跡(8月21日~8月25日)


A区の井戸跡と思われる遺構です。今後、さらに掘り下げていきます。


B区の溝跡と思われる遺構を掘り下げました。水が出てくるため、作業員さんも掘るのが大変だったようです。


B区の溝跡と思われる遺構から、勾玉が出土しました。

2006年08月22日

加藤屋敷遺跡(8月14日~8月18日)


お盆明けの最初の作業は、すっかりのびてしまった調査区内の草刈りでした。


蒸し暑い中、A区にもどって遺構の掘り下げ作業を進めました。この日(18日)は、午後になって突然の雷雨に見舞われ大変でした。

加藤屋敷遺跡(8月7日~8月11日)


今週も暑い中での作業が続きました。とくに鋤簾で土を削る作業は、体力が必要です。


E区から検出された、川跡と思われるところに白線を引きました。今後、さらに調査を進めていきます。


D区の掘る範囲を広げたところ、今週も土師器や須恵器の破片が出土しました。

2006年08月08日

加藤屋敷遺跡(7月31日~8月4日)


E区はすっかり冠水し、連日排水作業をして水が引くのを待っています。


今週は、D区を掘り下げました。須恵器の破片などが出土し、範囲を広げながら掘っています。


梅雨明けし、これからは毎日暑い中での作業が続きます。

2006年08月01日

加藤屋敷遺跡(7月24日~7月28日)


C区の遺構状況です。溝状の遺構などが確認されました。


E区から川跡が検出されました。重機で掘り下げたところ、表土の約2m下の深い地点から須恵器が出土しました。


雨が降った日に、これまで出土した土器の一部を洗浄しました。

2006年07月25日

加藤屋敷遺跡(7月18日~7月21日)


今週も雨を気にしながらの作業でした。これは、B区の黒い土の部分を掘り下げている様子です。


C区から須恵器の壺が、ほぼ完全な形で出土しました。さらに全体を掘り下げて、調査していきます。

2006年07月19日

加藤屋敷遺跡(7月10日~7月14日)


雨の影響の少ない調査区の作業を進めました。これはA区を掘り下げている作業の様子です。


掘る作業と並行して、遺構を記録する作業も行いました。


A区の遺構の状況です。

2006年07月11日

加藤屋敷遺跡(7月3日~7月7日)


今週は3つの土器が完全な形で出土しました。これは、D区から出土したもので、須恵器の壺のフタです。


これもD区から出土した弥生土器の壺です。口の部分が少し欠けていましたが、小型のかわいらしい土器です。


これは、E区から出土した土師器の甕です。古墳時代のものと考えられます。トレンチを50cmほど掘り下げた所から出土しました。

2006年07月06日

加藤屋敷遺跡(6月26日~6月30日)


今週は、D区内のトレンチの掘り下げ作業を進めました。これが、現在のD区全体の
状況です。


D区のトレンチ内から、完全な形で須恵器の蓋が出土しました。


同じくD区のトレンチ内から、須恵器の甕と考えられる大形の破片が密集して出土しました。

2006年06月28日

加藤屋敷遺跡(6月19日~6月23日)


暑い日が続く中、遺構検出作業を進めています。この写真はB区のものです。


調査区の全景写真です。


D区にトレンチを設定し5センチほど掘り下げたところ、たくさんの土師器・須恵器片が出土しました。出土した場所には、箸を立てています。

2006年06月21日

加藤屋敷遺跡(6月12日~6月16日)


調査区の周囲に掘っている溝から、大きな須恵器のかけらがまとまって出土しました。


今週で重機による表土除去が終わりました。


遺構検出の作業風景です。石灰でマーキングしているところです。

2006年06月15日

加藤屋敷遺跡(6月5日~6月9日)


調査区の中央付近にトレンチを設定し、移植ベラで掘り下げました。土の表面が乾燥して固くなり、掘るのにも一苦労です。


掘り下げたトレンチからも、奈良・平安時代のものを中心に土器のかけら等、遺物が出土しました。

2006年06月08日

加藤屋敷遺跡(5月29日~6月2日)


面整理と遺構検出作業を継続して行っています。


壁際から水がしみ出し、足元の悪くなった状況での作業は大変です。


調査区の壁際に掘った溝を掘り下げたところ、土器のかけらなどが出土しました。

2006年06月01日

加藤屋敷遺跡(5月22日~5月26日)


表土除去と遺構の検出作業に入りました。土の層の違いがよくわかるように、鎌で削っているところです。


面整理作業中に出土した遺物の状況です。土師器や須恵器のかけらが出土しています。

2006年05月25日

加藤屋敷遺跡(5月17日~5月19日)


5月18日に鍬入式を行い、作業の安全を祈願しました。


調査区の周縁部に溝を掘り、遺構検出面までの深さを確認しています。

2006年11月

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