矢馳A遺跡第3次(11月27日~11月30日)
最終になった河川跡を掘り終えたようすです。土師器などの多くの遺物が出土しました。
調査終了時の調査区の全景です。ところどころ、河川跡や基本層序を調べるためのトレンチが見られます。
調査最終日、お世話になったプレハブをきれいにしています。
鍬入れ式
矢馳A遺跡・行司面遺跡・木の下館跡の三遺跡合同で、発掘調査の安全と成果を願って鍬入れ式を行いました。
遺構検出面確認
表土から遺構検出面までの深さを確認するため、調査区の外周を線掘りをします。
表土掘削
遺構検出面まで、重機を使って表土を剥ぎ取ります。
調査区遠景
伐採が終わり、来週から調査をはじめていきます。
調査区の環境整備(階段作り)
傾斜が急なため、階段を作り安全の確保をおこなっています。
行司免遺跡は昨年に引き続いての調査です。調査の開始にあたり、無事に発掘を終えられるよう鍬入れ式を矢馳遺跡、木の下館跡の調査メンバーとともに行いました。
鶴岡市の今冬は、大雪にみまわれました。現場は雪解け水のために、このままでは調査が出来ません。写真は排水用の溝を掘っているところです。本格的な調査を行う前に環境整備が重要となってきます。
私達の休憩所であり器材庫でもあるプレハブの整備をおこないました。庇をつけて器材を置ける場所を作ったりと、作業員さん達の協力によって、プレハブは使い勝手が良くなっていきます。