行司免遺跡第3次(11月27日~11月30日)
今年度の調査もこれでおしまいです。残りの遺構を掘りきりました。この炭の集中箇所からは下駄やおびただしい量の土器が出土しました。
調査の最終日は遺跡から出てきた遺物や調査に使った道具をセンターへ搬送しました。これで調査は終了となります。関係者の皆さん、および8ヶ月もの間、発掘に従事した作業員の皆様、本当にありがとうございました。
行司免遺跡は昨年に引き続いての調査です。調査の開始にあたり、無事に発掘を終えられるよう鍬入れ式を矢馳遺跡、木の下館跡の調査メンバーとともに行いました。
鶴岡市の今冬は、大雪にみまわれました。現場は雪解け水のために、このままでは調査が出来ません。写真は排水用の溝を掘っているところです。本格的な調査を行う前に環境整備が重要となってきます。
私達の休憩所であり器材庫でもあるプレハブの整備をおこないました。庇をつけて器材を置ける場所を作ったりと、作業員さん達の協力によって、プレハブは使い勝手が良くなっていきます。