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ホームページをブログに統合しました。
内容はこれまでと同様ですが、徐々に充実させていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
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遅くなりましたが、昨年10月に刊行した「埋文やまがた第36号」と、先月26日に調査が終了した百刈田遺跡の調査説明資料をアップしました。
センターホームページの刊行物一覧からご覧ください。
日本海沿岸東北自動車道にともなって調査の行われた遺跡について、報告会を行います。
ぜひご参加ください。
平成18年度日本海沿岸東北自動車道関係遺跡調査報告会
日時 平成19年3月3日(土)午後1時30分~4時30分
場所 出羽庄内国際村ホール(山形県鶴岡市伊勢原町8-32)
日程 12:00~ 出土資料の展示開始
13:30 報告会開始
13:30~13:40 開会行事(主催者、共催者挨拶)
13:40~14:10 木の下館跡・玉作1遺跡
14:10~14:30 行司免遺跡
14:30~14:50 岩崎遺跡
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 南田遺跡
15:30~15:50 興屋川原遺跡
15:50~16:10 矢馳A遺跡
16:10 閉会行事(閉会挨拶)
発掘調査を行った遺跡では、その成果を皆さんに知っていただくために、現地で説明会を開催しています。
センターホームページの刊行物一覧のコーナーに、説明会のとき配布した資料のPDFファイルを掲載しました。是非ご覧下さい。
12月16・17日に開催した「発掘やまがた最前線」が終了いたしました。
2日間で約600人の方にご来場いただきました。ありがとうございました。
来年もお待ちしています。
当日配布した資料はセンターホームページの「刊行物一覧」からダウンロードできます。
平成19年度の嘱託職員(埋蔵文化財調査員)を募集します。
詳細はセンターホームページでご確認下さい。
矢馳A・南田・興屋川原遺跡、3遺跡合同の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年11月19日(日) 午後1時~4時
場所 鶴岡市矢馳字下矢馳 日本海沿岸自動車道関係遺跡合同発掘事務所 地図
成果
矢馳遺跡は古墳時代から中世にかけての竪穴住居跡や掘立柱建物跡、井戸跡等が検出され、多くの土器や木製品などが出土しました。
興屋川原遺跡では古代の規模の大きな竪穴住居跡が検出されました。
南田遺跡では古墳時代と奈良時代の遺構が見つかり、奈良・平安時代の土器などが出土しました。奈良時代の前半までさかのぼると考えられる土器もあり、庄内地方で発見された奈良時代の土器では最も古い部類に入ります。
備考
今回の調査説明会は、南田遺跡の現地事務所・駐車場が狭小なため、合同発掘事務所に集合して、全体及び矢馳遺跡の説明をした後、ワゴン車に乗り合わせて各遺跡を巡って説明を行います。
問い合わせ
現場携帯 090-5356-2977
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
下叶水遺跡の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年10月29日(日) 午後2時~3時
場所 小国町字下叶水 下叶水遺跡発掘調査地内 地図
成果
下叶水遺跡は、縄文時代終末(約3,000年前)の遺跡です。今調査では、遺跡の中央を流れる河川跡や、その両岸に広がる集落跡や墓域が発見されました。集落跡からは、竪穴住居跡や建物の柱跡、貯蔵穴などが検出されました。また、集落の一部では、埋甕(うめがめ)が10基ほど集中して確認され、当時の墓域と考えられます。河川跡からは、多量の縄文土器や石器、土偶、石棒、装飾品が出土しました。今調査は、県内では少ない当期の集落構成が全体に分かり、多数の出土品からその組成や地域性を考える上で、貴重な資料を得ることができました。
問い合わせ
現場事務所 0238-65-2080
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
行司免遺跡第3次調査の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年10月28日(土) 午後1時~3時
場所 鶴岡市大字水沢字行司免 行司免遺跡地内 地図
成果
行司免遺跡は、奈良時代終わり(8世紀末)から平安時代前半(10世紀)にかけての遺跡で、4月から調査を開始し11月末までの予定で行っています。
調査成果としては下記のことがあげられます。
1 奈良時代から平安時代にかけての文化層が3面確認され、奈良時代から平安時代にかけての土器変遷の資料を得ることが出来た。
2 昨年度と同様に平安時代の木棺墓と、火葬に関わる施設が見つかった。特に火葬に関わる施設は当センターで室内調査を行っており、平安時代の火葬の一端を知る手がかりになると期待される。
3 鉸具(かこ)とよばれる帯金具の一部が見つかり、木棺墓や火葬に関わる施設との関わりが考えられる。
4 「穴太(あのう)」と墨書された土器が出土した。滋賀県に同様の地名がありその関連を追及することが今後の研究課題である。
備考 駐車場は調査区南側に準備してありますので、現地の誘導員の指示に従ってください。
問い合わせ
現場携帯 090-5354-8336
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
上大作裏遺跡・天王遺跡合同の発掘調査説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年10月28日(土) 午後1時~
場所 南陽市大字砂塚字大作前 上大作裏遺跡発掘調査地内(集合場所・駐車場) 地図
南陽市大字漆山字天王字塚原二 天王遺跡発掘調査地内
成果
<上大作裏遺跡>
上大作裏遺跡は、遺跡範囲が東西約320m・南北約80mと推定される集落跡で、旧吉野川の河岸段丘上に立地しています。見つかった遺構は、狩猟のための落とし穴や廃棄穴(土坑)が主で、集落の外縁部にあたると思われます。遺物はその大半が縁辺部の落ち込み内から出土しており、弥生時代中期の土器・石器と、平安時代の土器片が混在した状況で出土しています。
<天王遺跡>
天王遺跡は、奈良平安時代・中世前期を中心とした集落跡です。
調査の結果、溝跡、河川跡、井戸跡、柱穴などが見つかっています。また、地面を方形に掘り込んだ溜め池状の遺構も見つかりました。遺物は奈良平安時代の土師器・須恵器、中世陶磁器、茶臼などが出土しています。今回の調査では、溜め池、溝といった灌漑施設、周辺に所在するものも含めた板碑などの宗教施設など、様々な側面から中世集落の構造を解明する手がかりを得ることができました。
※集合場所・駐車場は上大作裏遺跡です。上大作裏遺跡から天王遺跡まで徒歩(約10分)で移動していただきます。
問い合わせ
現場携帯 090-4631-4332
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
中山城跡第2次調査の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年10月27日(金) 午後2時~3時
場所 上山市中山 中山城跡遺跡発掘事務所 地図
成果
戦国時代に築城されたとされる中山城は、村山地方と置賜地方の境界にあり、江戸時代には上杉氏の北の防衛拠点であった山城です。
天守山と前森山の間の急傾斜な狭い場所に上杉家家臣の武家屋敷跡(家中屋敷)と段差のある曲輪跡があります。ここからは、昔の道路、井戸、建物の柱穴や、墓などか見つかり、擂鉢、碗、鉢、皿、徳利などの近世陶磁器、古銭、石臼、砥石などが出土しています。また、漆をこすために用いられた布が出土し、家中屋敷で行なわれていた漆塗りを裏付けます。
また、伊達氏と深い関わりのある内耳鍋も出土しました。
遺跡の南側の一部が今年度から調査範囲に追加され、炉、柱穴、縄文土器、石器、古代の土師器、須恵器等が出土しました。
問い合わせ
現場携帯 080-1680-4066
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
加藤屋敷遺跡の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年10月27日(金) 午前11時~
場所 南陽市川樋字加藤屋敷 加藤屋敷遺跡発掘事務所 地図
成果
加藤屋敷遺跡は、奈良・平安時代を中心とする集落跡です。現在まで竪穴住居跡4棟、井戸跡、溝跡、河川跡などが見つかっています。
溝跡や河川跡からは、須恵器(すえき)の坏の完形品や小形の勾玉(まがたま)などが出土しています。また、深さ20~40cmの遺物包含層が広範囲にわたって堆積しており、多くの土師器(はじき)片や須恵器片が出土しています。その他にも、砥石や木簡と思われる木製品、さらには縄文時代後期から晩期の土器や石器、弥生土器の小壺など多様な遺物が出土しています。
こうした遺構や遺物は、この地域に暮らした人々の居住地域の変遷や生活を考えるうえで貴重な資料となります。
問い合わせ
現場携帯 080-1687-3379
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
檜原遺跡第2次調査の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年10月25日(水) 午後2時~
場所 南陽市大字中落合字檜原 檜原遺跡第2次発掘調査地内 地図
成果
当遺跡は、奈良・平安時代、中世前期を中心とした集落跡です。
調査の結果、板べいをめぐらした鎌倉時代の建物跡(2面にひさしを持つ2間×3間の掘立柱建物跡など)、木組みの井戸跡が見つかっています。
別の場所では、平安時代の土器と、鉄の生産に関連する作業場とも考えられる、2m×4mほどの真っ赤に焼けたくぼみが見つかりました。
問い合わせ
現場携帯 090-4634-1101
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
前回の会議を受けて、第2回会議では各担当ごとの課題の整理と、課題の解決にむけての見通しを話し合いました。今年度中に解決すべきこと、来年度へ向けて解決の方策を探るべきこと、来年度以降に長期的に課題を整理すべきこと、などを検討しました。特に契約や業務管理を含む改善すべき点については、見直しに着手するなどスピード感のある対応がなされております。プロジェクトチーム構成メンバーは「柏倉俊夫専務理事・小笠原正道局長・船越真知子課長補佐・原田英明主事・長橋至調査研究主幹・山口博之主任調査研究員・黒坂雅人専門調査研究員・伊藤邦弘専門調査研究員」です。職員一人ひとりが意識を新たにすることが最も大切なことであり、加えてPDCAサイクルを活用して業務の改善を推進していくことが必要と考えております。
*PDCAサイクルとは継続的な業務改善を進行するのに有効なマネジメント手法です。p(計画)→d(実行)→c(評価)→A(改善)の流れをらせん状に実施します。
檜原遺跡第1次調査の説明会を開催します。
ぜひご参加ください。
日時 平成18年9月15日(金) 午後2時~
場所 南陽市大字西落合 檜原遺跡第1次発掘調査地内 地図
成果
南陽市の西部・沖郷地区に所在し、遺跡中央を南北に走る上無川の自然堤防上に位置します。
今回は、遺跡の南西部を調査し、中世や近代の遺構・遺物が検出されました。特に南北に走り、L字に屈曲する区画溝からは、中世陶器も出土しています。その他、多数の柱穴が検出されました。
調査区南側の薬研堀以南には多数の建物跡が存在しており、当該地域を支配した有力者の屋敷跡などを想起させます。南側の区画からは瓷器系陶器などの遺物も出土しています。
これらの遺構・遺物は、当市中世史の1ページを飾るもので、以後の当地方の歴史認識に一石を投じる調査結果と言えます。
問い合わせ
現場携帯 090-1939-4341
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
センターホームページの刊行物一覧をリニューアルしました。
埋文やまがた、研究紀要のPDFがダウンロードできます。
山形県埋蔵文化財センターホームページの「刊行物一覧」からどうぞ。
山形県の空の玄関口、山形空港で「日本最大の縄文土器」展を開催します。
今回展示する「水木田(みずきだ)遺跡」は、山形県最上町月楯に位置し、山形県縄文時代中期の代表的な遺跡です。
特に注目すべきは、日本最大級と思われる深鉢型土器です。巨大土器は縁に渦巻きの飾りを持ち、胴体には縄文とともに曲線的な模様が施され、縄文芸術の力強さを今に伝える逸品です。
巨大土器のほか、縄文土器、石器等、発掘調査に関わる写真パネル等も展示しています。是非ご覧下さい。
日時 平成18年8月22日(火)~9月18日(月)
場所 山形空港ビル特設ギャラリー(山形空港ビル2階)
画像をクリックするとパンフレットを見ることができます。
当センターの広報誌「埋文やまがた」の最新号が刊行されました。
特集は「遺跡・追跡PART2」。
遺跡の発掘調査中の様子と、発掘後の様子を見比べることができます。
是非ご覧下さい。
センターホームページの「埋文やまがたダウンロード」からダウンロードできます。
石畑遺跡の調査説明会を開催します。
ぜひご参加下さい。
日時 平成18年8月4日 午後2時~
場所 石畑遺跡発掘現場(南陽市金山川西字石畑3519番地ほか) 地図
成果
縄文時代中期から後期・晩期に関わる土器や石器が各種の遺構から出土しているほか、奈良・平安時代の住居跡の一部を検出しています。
問い合わせ
現場携帯 090-1939-4341
埋蔵文化財センタ- 023-672-5301
亀ヶ崎城跡出土の茶道具
毎年恒例の「発掘された日本列島2006」が6月から始まります。
今年は久しぶりに山形県にも巡回してきます。また、当センターで発掘調査を行なった亀ヶ崎城跡の遺物が数多く出展されます。写真右の天目台は山形県の地域展でのみ展示予定です。
公式サイトはこちらからどうぞ。
発掘された日本列島2006公式ホームページ
<巡回会場・会期>
6月20日~7月23日 江戸東京博物館(東京都両国)
7月29日~9月3日 九州国立博物館 (福岡県太宰府市)
9月9日~10月9日 佐野美術館 (静岡県三島市)
10月15日~11月12日 米沢市上杉博物館 (山形県米沢市)
11月18日~12月17日 福井県立若狭歴史民俗資料館 (福井県小浜市)
12月23日~2007年1月21日 大阪府立弥生文化博物館 (大阪府和泉市)
1月28日~2月25日 新潟県立歴史博物館 (新潟県長岡市)
センターの中庭に咲く通称「弁天桜」が満開になりました。
調査開始の準備であわただしい時期ですが、桜を眺めてほっと一息ついています。
山形県埋蔵文化財センターのホームページでご好評をいただいていた発掘調査速報が、ブログ形式になりました。
発掘調査速報だけではなく、出前授業の様子や調査説明会などのイベント情報もこちらに掲載していきます。
今後ともよろしくお願いします。