「川前2遺跡第3次」カテゴリーアーカイブ

川前2遺跡第3次(7月23日~7月27日)

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調査区中央を横断する川跡(SD1)を掘り上げた状況です。中央の土層の断面では粘土層と砂層が交互に堆積しており、平安時代以降自然に埋まったと考えられます。

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古墳時代上面の調査も終盤を迎え、調査区の北側の遺構を調査していますが、遺構の形状がわかりにくく、苦労しています。写真では四角形の黒いシミが見られますが、竪穴住居跡の可能性があり、慎重に調査を進めています。


川前2遺跡第3次(7月2日~7月6日)

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調査区中央を横断する溝跡(SD1)の土層断面を実測しているところです。粘質土と砂質の層が交互に凹レンズ状に堆積しています。

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古墳時代の住居跡(ST5)を調掘り下げているところです。手前の床面から土器がまとまって出土しています。また奥の床面では炭が広がっています。


川前2遺跡第3次(6月11日~6月15日)

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調査区南側の遺構検出を行っています。背後に見えるビニールハウスはさくらんぼ畑の雨よけハウスです。遺跡の周りにはさくらんぼ畑が多く、これから最盛期を迎えます。

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遺構検出を終了し、調査区南側から遺構の調査に着手しました。いよいよ本格的な発掘調査の始まりです。


川前2遺跡第3次(5月28日~6月1日)

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重機を使って表土除去を行っていますが、アームの間から見える残雪のなだらかな山が月山です。晴れた日には遺跡から月山がきれいに見えます。

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表土除去を行った後に、遺構を検出しています。地面に刺してある箸は古墳時代の土器が出土した場所です。