大石田町立歴史民俗資料館にて企画展「町内から出土した考古資料展」が平成18年7月2日〜8月6日まで行われています。県指定史跡 角二山遺跡出土の旧石器から縄文時代の庚申町遺跡・ドザキ遺跡・白金遺跡、古代から中世の駒籠楯跡、江戸時代の上ノ原一字一石経塚などの出土品が展示されています。めずらしい品々が展示されており、一見の価値があります。お早めにどうぞ!
展示風景
縄文時代のいろいろな形をした土器が展示されています。
県内ではとてもめずらしい、青龍刀形石器といわれる特殊な形をした石器が見られます。
「県庁の下は縄文時代」展は7月14日(金)で大好評のうちに終了いたしました。
7月14日(金)15:30より撤収作業を始めました。
展示ケースを空けて元に戻しました。
展示はそのままの構成で、山形県埋蔵文化財センター正面玄関の展示ケースに展示しています。興味のある方は是非おいでください。
今日は上山市立南小学校第6学年親子行事で出前授業をさせていただきました。
夕食となるカレーの材料を石器で切ってみますが、包丁と違ってなかなか難しいですね。
火起こし体験です。体が暑くなるほど頑張りますが、湿気が多いせいかなかなか火がついてくれません。
勾玉づくりの体験です。今回は準備した石がやや硬めだったので削るのに苦労しました。
今週も雨天の日が多く、調査は足踏み状態となっています。図化作業の見通しが立ったこともあり、柱穴群の精査に着手しました。
SB350と名付けられた掘り方の柱根です。柱根は柱穴の一方に偏っていました。この建物では柱根が柱穴の真ん中にあるものと偏っているものが相半ばしています。
RW26出土状況 河川跡SG772の調査区南端から木製の皿が出土しました。
RP25出土状況 河川跡SG772から土師器が出土しました。
B区調査状況 溝跡と河川跡を遺構精査しています。
雨の影響の少ない調査区の作業を進めました。これはA区を掘り下げている作業の様子です。
掘る作業と並行して、遺構を記録する作業も行いました。
A区の遺構の状況です。
調査区の南端の遺構検出をしました。最近作られた畑の畝が多数あります。ほとんど近年の攪乱のようです。
調査区の北(A区北側)の遺構の状況です。しばらく調査区の南(B区)の作業をしていましたが、ほぼ精査が終わり、検出のみ行っていたA区北側の作業に移っていきます。
炭窯の完掘状況:これにより木の下館跡の調査は終了になります。
先週の沢跡の精査状況です。沢跡の上面に堆積する土層から石器や土器がたくさん出土しました。
今週は二つの沢跡の重なり合いを把握するため、上面の土を外して、面精査を行いました。
今週は雨にやられた一週間でした。1日の作業の開始は、水汲みと流れた泥の除去からです。
縄文調査区の表土を重機で剥いでいきました。黒いところが、縄文時代の遺物包含層です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research