向河原遺跡(山形市大字渋江字向河原)


 向河原遺跡は山形市の北部・明治地区にあり、白川(馬見ヶ崎川)をはさんで渋江遺跡の南側に位置します。平成2年度に東北中央自動車道建設予定地の遺跡分布調査により発見・登録されました。平成11〜12年度にはその東北中央道建設事業区域内の8,600平方メートルについて発掘調査が行われ、30棟以上の竪穴住居跡を伴う平安前期の集落跡と、須恵器"はそう"などの古墳時代の遺物が出土しています。
 今年度の発掘調査は東北中央道の東側に並行する県道建設予定地1,800平方メートルで実施されます。


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