向河原遺跡(11月第2週)
調査区南側に位置するST1227竪穴住居跡の出土状況です。弥生時代中期の土器とともにフレークが多数出土しました。

ST1227住居跡の完掘状況です。北側のST1068住居跡とは異なり、長径3m弱の規模で、主柱穴・炉跡や貯蔵穴はありませんでした。周囲に側柱を配し周溝がめぐっています。

6月中旬から5ヶ月以上の長期間にわたる調査で、弥生時代から中世にかけての遺跡の様相がわかってきました。現場は14日で撤収となりましたが、今後はセンター内で出土資料や遺構の図面などの整理作業が始まります。


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