梅野木前1遺跡(8月第5週)
1区遺構検出状況

農道北側の部分(1区)の面整理を行い、遺構を検出しました。手前の茶色い帯状の砂は平安時代の河川跡で、遺物がたくさん入っています。

緊急試掘状況

遺構の深さを確認するため県文化財保護室が遺跡内外を試掘調査し私たちも協力しました。
3区の調査区内外からもっと古い古墳時代(約1,700年前)の遺物が見つかりました。
この遺跡は2つの時代が地層で重なってあるようです。

発掘の裏側シリーズ その3
「巧の技!ジョレンがけ!!」

遺構を見つけるためには、地面を面削りする必要があります。
そこでジョレンという道具を使いますが、このような泥炭でも行わなければならず、過酷な作業です。
削った後の地面のカンナをかけたような美しさは、まさに「巧の技!」です。


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