米沢城跡第3次(5月第4週)
 掘立柱建物跡(SB156)の柱穴を半分にしてみると、柱を抜いた痕に焼土が多数混在していました。おそらく火事にあって焼けてしまった建物と思われます。

 左の2つの遺構は隣り合って検出されました。上写真の施設の方が切り合い関係から新しいと思われます。井戸跡もしくは、給水施設と思われます。下写真の施設にはタガと曲物の一部が残存していました。

調査区南側を拡張し(拡張区)、検出が終了しました。焼土や炭が多数混じる土坑がいくつも見つかりました。

5月23日(金)14:00から、発掘現場において現地説明会が開催されました。関係公所のほか周辺の住民の皆様など20名を超える方が参加しました。


次の週へ 調査速報トップへ 前の週へ