百刈田遺跡(10月4週)
ST415EL1確認状況

1次調査で見つかっていたST415の炉の跡です。長軸方向がほぼ北を向いています。あまりきっちりと組まれていない石組みで、石の中には磨製石斧やくぼみ石も使われています。

ST490EL447

土層観察用ベルトを取り除いて炉全体をあらわしました。炉の左上のすぐ近くに別の石組みが見つかりました。埋設土器のうち一番左にあるものと組み合わさる炉で、これを埋めてその上にまた炉を作ったものと思われます。

ST485精査風景

こちらも炉の部分のベルトをはずし、住居跡の中や周りの柱穴や周溝を掘った後、全体をきれいにしているところです。

前の週へ 調査速報トップへ 次の週へ