百刈田遺跡(11月3週)
D区東半部遺構完掘状況(東半)

D区東半部の遺構の掘り下げが終了しました。調査区の東側では、竪穴住居跡2棟、柱穴、性格不明の焼土遺構等が見つかりました。

D区東半部遺構完掘状況(西半)

調査区の西側では、溝跡や柱穴が見つかりました。D区東半部の遺構は、いずれも古墳〜奈良時代のものと考えられます。

C区SG516南半部完掘状況

5月の調査開始からひたすら続けてきたSG516の掘り下げを終了しました。河川跡は調査区の外に広がっており、全容を明らかにすることはできませんでした。猛暑の中では湧き出てくる水の音が清涼剤ともなりましたが、粘質土の掘り下げは大変なものでした。作業員さん達にも忘れられない思い出として折々に語られていたようです。

A区ST490埋設土器取り上げ

調査説明会終了まで遺構内に留めておいた遺物を取り上げることになりました。作業員さんにとっては発掘のメインイベントとも言えるこの作業に、皆休憩をとるのも忘れて一生懸命になっていました。

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