百刈田遺跡(8月1週)
SG516拡張掘り下げ状況

ほぼ全域が川底面の砂利層となってきました。今だ現役のこの川、「かなけ」の水が足元を流れていきます。底面がすっかり赤褐色になってしまいました。

RW38出土状況

その川の中から、木製の弓が見つかりました。片方の先は折れていますが、もう片方には加工した痕が見られます。

RW38先端のアップ

先端の加工の様子です。黒く見えるのはくぼみです。この弓は実際に使われたものではなく、儀式用と考えられます。


休憩所で一服

猛暑の中での作業は大変です。日陰で休
憩を取りながらがんばっています。「ここに
座ってるど風来んなだけんどなー・・・」川
の底は無風なのです・・・

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