亀ヶ崎城跡(7月第3週)
ようやく雨が上がり作業再開です。たまった水をくみ上げ、第3面に向けての掘り下げ中です。

今週はあまり調査が進んでいないため、これまで出土した遺物を紹介します。
 漆器のお椀です。写真左は外面黒色漆、内面赤色漆で塗られています。外面に鶴のような文様が5個描かれています。
 右は内外面赤色漆が塗られています。

写真上: 鍋の取っ手です。自在カギ等に吊り下げて使ったためか、中央部が磨り減っています。
 写真下: 箸がまとまって出土しました。この他にも数え切れない量の箸が出土しています。

 さまざまな形の下駄です。左のものは鼻緒の穴がなく、前後左右に2つずつの小さい穴があります。
 右の下駄は穴の中に鼻緒の根元が残っていました。

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