亀ヶ崎城跡(9月第3週)
 本丸と二の丸を分ける堀です。堀底までの深さは現在の地表から約4mあります。
 乾燥防止のビニールをかけてあるのは、堀に架けられた木橋の橋脚です。堀の壁面は、橋の周辺だけ石積みとなっています。

 橋を二の丸側から見た様子です。太さ4〜50センチの太い柱が使われています。

 橋脚の周辺から出土した木片に「橋」「溝」「堀」「甚?」などの文字が書いてありました。

 堀底近くから出土した金属製品です。丁寧な魚子(ななこ)地に植物の文様と「天下一」の文字が施されています。何かの飾り金具でしょうか。

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