向河原遺跡 (5月第4週)
遺構検出状況1

調査区南側D区の遺構のようすです。このように、どこに遺構が見られるか調べて石灰で線を引きます。ここでは6棟くらいの建物の跡や、柱を立てたと考えられる穴などが見つかりました。

遺構検出状況2

調査区北側E区の南端から、多くの入り組んだ溝と思われるものが見つかりました。より詳しく調べるために、一部を帯状に残し、更に発掘を進めます。

遺構精査のようす

検出された柱穴などは、詳しく調べるために半分だけ残して更に掘り進めます。土器などが見つかることもあり、遺構や遺物を壊さないように少しずつ掘り下げていきます。

住居跡のようす

北側E区で見つかった住居跡をより深く発掘し、当時の床だったと思われる面まで掘ったようすです。北東側にカマド跡が見つかり、その周りから多くの土器(須恵器など)が見つかりました。

カマド跡のようす

カマド跡付近を撮影したものです。カマドの袖に使用したと考えられる石が見られます。また、カマドの中心や右側で土器が出土しています。

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