鵜の木館跡(6月第5週)
遺構検出(中央区北側中心部)

やっと広大な中央区の北側半分の遺構検出が終わりました。ここまでの遺構数は、約900個、その内、建物跡と思われる配列の柱穴は約10棟分検出しました。これから中央区の北側の精査と、南側の面整理・遺構検出に取り掛かります。

SB 820建物跡(中央区北側中心部)

建物はすべて周囲の堀跡と同じ方角を向いて造られています。SB820は今のところ最大の規模です。白い円の中にピンポールが立っているところが建物を構成した柱の跡と考えています。

SB 900建物跡(中央区北側東端)

黄色いテープを張ってわかりやすくしてみました。

SD 880堀跡(中央区北側東端)

幅は3〜4mあります。南西区・西拡張区で発見された堀跡と平行しています。

木杭(西拡張区・RW28)

柱穴から出土しました。長さは約60cm、木製品は布で巻いて水漬けして保存します。

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