鵜の木館跡(7月第3週)
雨中の溝跡精査(中央区北側・SD373)

先週の長雨による遅れを取り戻すべく、少々の雨でも発掘を決行しました。掘る場所以外はビニールシートをかぶせたまま保護して、泥にまみれて作業をしました。作業員さん、ご苦労さまです。

内耳鍋(中央区北側・RP54)

雨中の溝跡精査の苦労が報われるかのように、内側に把手が付いている土鍋がSD373から出土しました。左上の破片が把手部分と思われます。

遺物洗浄作業風景(器材庫)

現場に集合した途端、激しい雨が降ってきました。そんなときはコレ。今まで出土した遺物の洗浄作業です。遺物についた泥をブラシなどでたたいて洗い落とします。強くこすると遺物が壊れたり、表面に付着した文字や焼け焦げが剥ぎ取られてしまうので、神経を使う作業です。

黒い土坑出現(SK607)

直径は2m弱、人が寝転んでちょうどいい大きさの土坑が現れました。お墓?とも思われましたが、精査の結果どうやらお墓ではないようです。何でしょう?

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