梓山a遺跡(8月4週)
梓山a遺跡

 今週から、遺跡の東端にあたる範囲(4区)の調査を開始しました。これまでの3区から見て、沢状の低地をはさんだ台地上です。

 4区は台地南側縁辺の遺存状態が良く、黒色土が厚く残っていました。この黒色土の中には縄文時代の土器や石器が多く含まれています。

 黒色土を手作業で少しづつ掘り下げていき、見つかった遺物は動かさないように残しながら掘り進めます。

 出土した土器は文様の特徴から、今から
約6500年前の縄文時代前期初めのものと
わかりました。

前の週へ 調査速報トップへ 次の週へ