財団法人山形県埋蔵文化財センター
百刈田(ひゃくがりた)遺跡(第3次)
6月第4週
先週お伝えした古墳時代の面を調査する前に、その上にある奈良・平安時代の柱穴を調査しました。柱穴を掘りあげて写真と図面で記録しました。

記録作業が終わり、いよいよ古墳時代の面まで土を取り除く作業に入ります。

E地区を土を重機で取り除く作業と並行して、他の調査区についても下層面の確認を行いました。写真はF地区東側トレンチです。

こちらはG地区北側トレンチ。このトレンチからは河川跡が確認されました。色が薄く見づらいですが、河川跡は写真の奥から手前にまっすぐ伸びています。

河川跡の断面です。土がレンズ状に堆積して
川底部分には砂利が溜まっています。その下
にはさらに古い時期の河川跡があります。

その日の百刈田  タイトル「兄弟」

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