財団法人山形県埋蔵文化財センター
百刈田(ひゃくがりた)遺跡 第3次

9月第3週
 今週はF地区の西端から、新たな弥生土器の集中地域(再葬墓か?)が検出されました。

 この地域の土器は小さい破片が多いのですが、土器の表面にはこのように弥生土器独特の文様が刻まれています。

 F地区を北側に拡張した部分からは、平安時代の溝跡(SD903)が検出されました。

 同じ溝跡(南側)の遺物出土の状況です。溝の底からは、須恵器や土師器を中心とした遺物が集中して出土しています。

 今週の金曜日には発掘調査説明会を開催致しました。晴天にも恵まれ地元の方々を中心に約120名の方々がご来跡下さいました。皆様、大変ありがとうございました。

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