財団法人山形県埋蔵文化財センター
上ノ山館跡(うえのやまだてあと) 6月第1週
重機導入

一般的に重機導入というと表土の除去作業ですが、上ノ山では、まず伐採された木や木の根、刈った草木等の運び出しを行いました。

仕事を終え山を下る

朝から調査区内の清掃作業に励んで夕方を迎え、今日も終わったね、と言いつつ山を下りていく作業員さん達です。西日に照らされて、斜面の段々にコントラストがつきよくわかります。

カモシカの親子現る

6月2日の朝、現場北側の工事区域西端にカモシカの親子を発見、皆でウォッチングやら写真撮影やら騒いでも逃げず、ラジオ体操の間ものんびり朝食タイムしていましたが、工事現場の重機の音に驚いたのか山の中へ逃げていきました。(ちなみに写真には写っていませんが、もう1頭白いカモシカも木立の中に見えました。)

センターへ出張

6月3日はセンター内で発掘整理器材の移動を行いました。上の写真は整理室のプレハブ2階からさまざまな荷物を運び出しているところです。作業が終了した後、センター内を見学しました。下の写真では小林主任から各時代の遺物の説明を受け、「こんなのもでたのかー!」と驚き興味津々の様子がわかります。


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