財団法人山形県埋蔵文化財センター
上ノ山館跡(うえのやまだてあと) 6月第3週
重機による表土除去

14日から重機械を使って表土を取り除く作業が始まりました。1段1段の幅が狭いため、小型の機械を使用しました。表土は10cm程度と浅く、その後行う面整理は笹や葛等の根を切ることに時間をとられます。根切りバサミの消耗の激しい現場です。

面整理作業風景

調査区内の上の方(西側)に分散して作業中です。便利鍬を持つ人、根切りバサミや剪定ノコギリで根を切る人、画面左下では重機が通れるように木の根をチェーンソーで切っているところです。

石組み検出

調査区北側の北西端から石組みらしいものが見つかりました。この西側(上の段)でも平たい石の集まりが確認されています。まだ表土を剥ぎ取ったばかりなので、今後詳細を確認したいと思います。

石製品出土

5−3の石組みの近く(西側)から石製(水晶でしょうか?)の玉が見つかりました。長さ約2cm、断面が六角形状になっています。

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