庚壇(かのえだん)遺跡 6月第2週
先週にひき続いて、掘り下げをおこなったA区近世墓の底の様子です。地表からおよそ2m程の深さで木棺の底が確認されました。底板がしっかりと残っていました。

B区の作業風景です。この調査区では平安時代の溝状遺構を主体として一番多くの遺構が確認されています。
見つかった遺構は、平板測量で1/100の実測図を取りました。

B区で見つかった溝状遺構です。通常は石灰を溶いて遺構のマーキングをするのですが、砂地ですぐに消えてしまうため、代わりに水糸と釘で遺構に印を付けています。

調査区内には野いちごも自生しています。隣接する果樹園のさくらんぼの実も随分赤くなってきました。もうすぐ収穫です。 

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