庚壇(かのえだん)遺跡  6月第4週
今週のC区の面整理の作業風景です。C区北側の黒色土層の上面で土器が集中して出土しました。遺物はすぐには取り上げず、目印に箸を立てていきます。

弥生時代から古墳時代にかけての甕や高杯などが出ていますが、ほとんどが破片の状態です。

これは弥生土器の壷です。四角い棒状工具の先を押し付けて文様(刺突文)を施しています。

この球状の遺物は土錘(どすい)です。ゴルフボールぐらいの大きさで、真ん中に貫通した孔があります。漁網のおもりに使われたものと考えられています。

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