財団法人山形県埋蔵文化財センター
中落合(なかおちあい)遺跡

9月第3週
 柱穴や土坑と考えられる遺構の精査を行っています。土色や土質の違いを観察しながら丁寧に掘り下げていきます。

 建物跡の検出状況で、掘り方と柱跡を数cm掘り下げています。2棟の建物が切り合っています(SB500とSB180)。

 SB180の柱穴の跡で、柱跡(アタリ)に焼土が混入しているので、焼失した可能性が考えられます。

 3×4間の建物跡で、2枚目の写真の建物跡の東側に検出されました。

 2×3間の建物跡で、柱穴の一部を後世の溝跡に削られています。 

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