財団法人山形県埋蔵文化財センター
興屋川原(こうやがわら)遺跡

8月第2週
C区風景

 南側からのC区の様子です。この日は快晴で、心地よい風が吹き、発掘日和の一日となりました。

C区SG1調査状況

 SG1河川跡からは土師器の高坏や甕などが出土しています。高坏の特徴から、古墳時代中期の遺物であると考えられます。

 高坏の出土状態を横から写したものです。見えているのは脚部で、段が一つ付いているのが分かります。

 記録を取った後の遺物は、竹べらなどで慎重に取り上げます。写真は、破片が折り重なった状態で出土した甕を取り上げているところです。

 お天気雨が降った直後の田んぼに、きれいな虹がかかりました。

前の週へ 調査速報一覧 次の週へ