財団法人山形県埋蔵文化財センター
行司免(ぎょうじめん)遺跡 第2次

11月第2週
 鳥海山はもう冬支度です。現場の周りにも白鳥が現れました。

 調査区の西端の表土を重機で剥ぎ取っている最中です。この深さまで掘り込むと遺構らしきものが見えはじめ、遺物も出はじめました。

 青い粘土の中に炭混じりの土が見えました。炭の範囲を線引きすると直線になりました。溝の可能性があります。

 SD-3とした溝から更に遺物が出てきました。写真の箇所は8月第4週の4枚目の写真で紹介した遺物出土地点のすぐ脇です。

 4枚目の写真の赤焼土器を取り上げました。墨書土器ですが器面をめぐるように文字が書かれています。

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