財団法人山形県埋蔵文化財センター
蛇崩窯跡(じゃくずれかまあと) 6月第5週
遺跡調査区近景

今週から蛇崩窯跡の発掘調査が始まりました。今回は、土器を焼いた窯跡の調査です。

調査区内の伐採風景

調査区を設定し、草や木の伐採を行いました。

調査区からの出土遺物

調査区内の面精査を行った際に出土した遺物です。すべて須恵器で、甕や坏の破片です。窯で土器を焼いた際に出た灰や失敗したものを捨てた場所(灰原)から出たものだと思われます。

窯跡の検出状況

調査区の面精査を行ったところ、窯跡が検出されました。写真中央部の黒っぽい土の部分が遺構です。窯跡の規模は、幅2m・長さ8mぐらいだと思われます。

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