財団法人山形県埋蔵文化財センター
蛇崩窯跡(じゃくずれかまあと) 8月第2週
SK99出土の土器

 窯跡のすぐ横にある土坑から多くの土器が出土しました。
 中にはヘラ切りの跡が残る須恵器の坏もありました。

溝状遺構の完掘状況

 記録取りのために残してあったベルトを取り外し、遺構の完掘状況を撮影しました。

窯の底面検出状況

 窯体内にあった土器を取り上げ、窯の底面まで掘り下げました。
 底面も高温で焼けた影響により、コンクリートのように硬く焼きしまっていました。

窯の断ち割り

 何回つくりかえを行ったかを確認するために、断ち割りを行いました。その結果少なくとも2回使用していることが分かりました。
 断ち割りの作業も終わり、調査の全工程が無事に終わりました。

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