泉森南窯跡(6月第1週)

SQ1窯跡
(6月5日)

精査を始めました。土層観察のため、縦に1本横に数本のベルトを残して、慎重に掘り下げていきます。
(北東から撮影)

窯跡の精査
(6月5日)

スプーン大ほどのミニ移植べらで丹念に掘っていくと、窯の壁や天井部が焼けて崩落したと見られる赤く焼けた部分が出てきました。(西から撮影)

灰原の土器
(6月6日)

灰原の黒土を掘り下げていくと、黄色い土の層が出てきます。右側に見える黒土層には多量の土器が埋まってますが、黄土層中には土器の破片がまばらに見られる程度です。(西から撮影)
この1ヶ月間で100箱余りの土器が出土しました。

今週のこの1枚
(6月4日)

ここは調査区から1km程北ににある「願瀬沼」です。遠くからウグイスの鳴き声が聞こえてきます。この付近一帯は古窯と湖沼が多いことで知られ、平安時代には須恵器の一大産地でした。(西から撮影) 


次の週 調査速報トップへ 前の週