西向遺跡(8月第1週)           

竪穴住居跡が見つかりました
 南東から撮影しました。
 10棟あまりの竪穴住居の跡がありました。その多くは北東側に集中しています。この地区からは6棟の住居跡が重なった状態で見つかりました。

遺構の掘下げです
 南から撮影しました。
 調査は中盤に入りました。竪穴住居跡や土坑の掘下げです。土は乾燥してとても硬く、骨が折れますが、慎重に掘り進めています。

石で組まれた炉跡
 西から写しました。
 12号竪穴住居跡から見つかった炉の跡です。馬蹄形に組まれた石囲炉のようです。詳しくはもう少し調査してからお知らせします。

クルマでちょっと
 遺跡から、クルマで約8分の場所にある水上八幡神社です。苔むした石畳の鬱蒼とした参道を進むと、茅葺屋根の本殿があります。後の改修が加えられているそうですが、全体としては室町中期の様式を伝えているそうです。この本殿は国の重要文化財に指定されています。

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