西向遺跡(9月第1週)           

9号住居と10号住居
 東からの写真です。
 手前が9号住居、奥が10号住居です。9号住居は床面の精査が終わり、柱穴を検出した状態です。10号住居は、床面で検出された柱穴を半分掘って、記録を取るところです。

11号住居跡の遺物出土状況
 北東から撮影しました。 
 11号住居の床面近くから出土した遺物は、主に縄文土器の深鉢です。東寄りに多く見つかりました。この後、分布状況の図面を取り、さらに掘下げます。

12号住居の完掘状況
 北から写しました。
 12号住居が掘り上がりました。柱穴は3ヶ所にあり、3本の柱で屋根を支えていたようです。

 遺跡に咲く花シリーズその3
 オトコエシ〔男郎花〕
     オミナエシ科 学名:Patrinia villosa

 休憩する所のすぐ側の斜面に咲いていました。濃い緑の中で一際鮮やかな白が印象的です。愛らしいオミナエシに対して、その男らしい姿からこの名がついたそうです。

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