川前2遺跡第2次(6月第1週)
 今週もずっとよい天気に恵まれました。残雪の「月山」がいつもよりはっきりと見えます。奈良時代のやや大きな竪穴住居を床面まで掘り下げたところです。


 上の住居のかまどです。煙道(煙突)は地面を掘ってトンネル状に作られている様です。火を焚いた部分は、土が焼けて真っ赤になっています。
先週の速報でお伝えした石製品が出土したのもこの住居です。


 別の竪穴住居跡です。床面をよく調べたところ、下にもう一つ床がありました。この住居はリフォームして使っていた様です。

 上の住居の床面から出土した棒状の金属製品です。
錆びてボロボロになっていました。これ以上錆が進まない様に、薬品に漬けて応急処理をしています。


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