川前2遺跡第2次(7月第3週)
今週は4棟の竪穴住居の調査が終了しました。これは奈良時代のもので、規模は縦横5メートルほど、床には4本の柱を立てていた穴がはっきりと残っています。


こちらは縦横約7メートル以上ある大形の竪穴住居です。主柱穴は4本、中央奥に見えるカマドは、つぶれていました。

上の住居のカマドの土層断面です。カマド袖の黄色い土と、つぶれた焼土の層がきれいに検出されました。その上に、甕などの完形の土器がたくさんかぶさっていました。

毎週お伝えしてしている住居です。カマドの左側に土器片がたくさん詰まった穴が見つかりました。1つの土器がつぶれたものではなく、複数の土器の破片がばらばらに入っているようです。


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