川前2遺跡第2次(7月第2週)
今週調査を終えた竪穴建物です。大きさは2.5m四方程と小ぶりですが、壁は50pと深く、カマドがありません。床面は炭化物の層で黒くなっていました。どうも普通の住居跡ではないようです。


上の写真で奥に写っている竪穴住居の床面の様子です。土師器の甕が横に潰れていますが、ほぼ完全に残っている様です(右側)。左の奥の丸いものは土玉です。

先々週からお伝えしている、甕を使って作られているカマドの今週の様子です。上の甕を取り除いたところ、右側の袖部分の土器も姿をあらわしました。

先週、川の説明をした写真では川面との高低差がわからなかったと思います。このように、調査区のすぐ脇が崖になっていて、真下を須川が流れています。


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